送電事業のイメージが強い当社ですが、実は創業から続く最も古い事業が電子通信事業。現在は中部テレコミュニケーション株式会社（CTC）のコミュファ光回線工事をメインに事業を展開しています。その中で当社の役割は工事の現場設計や材料、人員の手配といった施工管理。施工は協力会社に依頼しますが、当社の社員も現地にて各種測定など品質管理、作業の安全管理の業務を行っています。工事は企業をはじめBtoBの施設が多くを占めますが、一般家庭などBtoCも対象としています。

これまでは通信ケーブルの新設工事がメインでしたが、IoT化の推進やAI技術の進化によって当社に求められる役割、技術もさらに幅広く、また高度化しています。さらに近年は企業の人材不足や省人化のニーズに伴い、テレワークや無人でのインフラ整備に関する要望も増加。その中で当社もより一層の技術研究、施工力の強化を図るとともに、今後予測される新設工事の減少を見越した既存設備の保守、メンテナンス事業にも力を入れていきます。